未使用車とは

中古車のハナシ  |

未使用車と呼ばれる車をご存知でしょうか。車の販売店の販売数ノルマを上げるためやメーカーの製造競争などにより、製造されて登録され、そのまま販売に回 される車の事を指します。走行距離も積み下ろしや敷地内移動の分くらいなので殆どありません。内装もまだビニールがかかったままという場合も多くあり、ほ ぼ新車と言っても差し支えはないでしょう。
メリットとしては、新車よりも税金や価格の面で安く購入することが出来ます。特に、重量税は支払い済ん ですので大きな車ほど差額が大きくなってきます。内外装は新品同様ですので、大きいメリットと言えるでしょう。部品の摩耗もほとんどありませんので、中古 車に比べて車検や修理にかかる維持費用も抑えることが出来ます。また、新車は契約が済んでから製造を始めるので納期がかかります。その点、未使用車は車体 が出来ているので納車までの期間が短く、すぐに乗ることが出来ます。

しかし、デメリットもいくつかあります。新車申し込み時点で頼まなければいけ ないサンルーフやABS、4WDや電子制御装置などはあとから付け足すことが難しくなってしまいます。また、塗装色も自由には選べません。また、登録から 一定期間置いてから市場に出されることが多いので、車検までの期間は新車よりも短くなってしまいます。
とはいえ、デメリットを差し引いてもお得感のある未使用車。車を購入の際は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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