最近では車離れの若者が多いようですが、古い車になら興味があるという層はどの年代にもいるようです。いわゆる旧車と呼ばれるジャンルは昔も今も人気です。
車やバイクにはエンジンパーツやホイール部分などにアルマイトが用いられている場合が多くあります。旧車と呼ばれる古い車になってくると、こういったパーツはくすんでしまっていて光っていることなどまあありません。これらを光らせるためには、「バフ掛け」もしくは「バレル研磨」を行うのが一般的です。
バフと呼ばれる円状に布を束ねた物をグラインダー等に取付け、研磨材を塗布して回転させることで研磨する方法。
メリットは?
上手なバフ職人ならすごくきれいなミラー仕上げになる。
デメリットは?
職人の技次第で出来が異なる。作業的には難しい作業。
こちらのように樽上のタンクにワーク・研磨石・水・研磨剤を入れて、回転させることで研磨する方法。
メリットは?
機械作業なので品質は安定、かつ価格も安くて済む。
デメリットは?
複雑な形状では研磨しづらい箇所が発生し、ムラになる可能性がある。
また、細かいキズや打コンが発生する。
私なら、どちらかというとバレル研磨をお勧めしたいと思います。バフ掛けは実際にやってみて思ったのですが、とにかく難しい作業です。技術がある人にお願いできれば仕上がりはきれいでしょうが、かなり高くなるでしょう。それに対し、平均的な品質が維持され、仕上がりに個体差もなく価格も安いということであればバレル研磨の方をお勧めしたいと思います。
旧車をくすんだまま乗るのもそれはそれで格好いいのですが、やはりピカピカにして乗るのが格好いいと思います。
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